LDR室 [分娩入院]
このへんからの話は今(20日夜中)思い出すのもこわい。まだ傷で自由が利かないからか。
また陣痛の測定から。横になるのでボールが使えないのが辛い。この頃には叫ぶこともかなり増えてたと思う。旦那は代わってあげたいと言ったけど、私は世の中の誰にも味わせたくないと思った。帝王切開を免れたことが悔やまれた(復帰が遠のくからダメだけど)。痛みに弱い体質です。
終わってからは台の上でアグラをかいてボールに座った。陣痛は本気でいきませようとしてきて、抵抗すると痛くて苦しい。声が大きいのですごい叫び声になってる。でも、うまくイメージというか暗示かけて力が抜ければ苦しくない。そういうコツが掴めてきた。旦那曰く、見てても少しずつ進化してると。陣痛は強くなってくるので対応しきれないんだけどねぇ。
別のLDR室から赤ちゃんの声が聞こえる。産まれたんだろうなあ。 ものすごく切ない。目標は今日 [分娩入院]
やっと6時の診察。陣痛がきつくて2つ目の呼吸法をやってみたけど、疲れるからと抑制された。お腹は痛くて歩くのもおぼつかないわりに陣痛の波形は相変わらず。助産婦さんに聞かれて旦那は「今日は付き添います！」と言ってた。立ち会いだけかと思ってた。心強いけど、ぎゃんぎゃん唸ってる人間といるのも辛いんじゃないかなあ。 頑張ってと励ましても、嫌としか応えない相手だし(だって頑張りようも、逃れようもないもん)。
部屋に戻って8時に朝食が出たけど食欲以前に水分とるのも嫌。吐きそうだしトイレ無理だし。リンゴジュースを一口ずつもらう。
内診は9時から、中村先生。子宮口は3、4cm！やっと進展が！今日の明るいうち、5時に産まれるかどうかぐらいだって。
目処がたったのはいいけど、それでもまだ半日続くと思うと泣ける。気がおかしくなりそうだ。
助産婦さんは交代して別の人になった。陣痛の時、力を抜かないと子宮口が硬くなって開かない。力を抜けば柔らかく開いてくるのだそう。いきみ逃しの意味が分かってモチベーションがアップ。
このままLDRにいて良いと言われたけど、落ち着きたくて個室に戻る。けど、落ち着けるわけもなく、陣痛も3、4分間隔になったのでLDRに戻った、のが11時くらいだったかな。
内診は刺激になっているのか、毎回直後から段階が変わる気がする。LDRから部屋まで戻る途中、痛い痛いとしゃがみこんでしまった。こんなとき旦那いなかったらどうしてたろう。
陣痛開始 [分娩入院]
夕食後は仕事を切り上げて旦那がきてくれた。昨日は夜中お腹空いたので、コンビニでご飯と雑誌を買ってきてくれた。
11時から陣痛の測定。この日の当直の助産婦さんは感じ良くて安心させてくれた。夕食後お腹が痛くなってきたけど5分おきだしあんまり張ってない。お産が近いと針がふりきれて、高く広い山になるそう。
夜中2時からは本格的に陣痛らしくなって、ジタバタ唸っていた。下向きの圧力が苦しいので、いよいよテニスボールをためしてみる。
パラマウントベッドを少し起こしてボールの上に座る感じ。確かに楽かも。あとは呼吸法。
もうオムツも防水シートも取ったけど五分おきに七転八倒では寝れるはずもない。昼寝しなかったのは失敗だったね。トイレが辛い。次の診察が待ちどおしい。
夕飯 [分娩入院]
陣痛で食べるのが辛くなってきたけど、ちょっと心が休まる。
内田先生が部屋に来て、お産はまだまだだから日常生活のようにしておいてと話があった(それなら帰りたかったよ)。後悔するほど痛くなってから20時間かかるのが初産婦だって。うぅ。
あと点滴のアトを確認してった。こっちが用件か。
入院長引くのかなあ。お金もかかるしやだなあ。
抗生剤を点滴 [分娩入院]
お昼を食べたら陣痛がきつくなってきた。お腹もゴロゴロしてる。写メールの整理とかダラダラしてたら4時。抗生剤点滴と分娩監視装置の時間です。
点滴はちょっと頼り無げなおばさんが刺してくれたけど、やっぱり微妙に痛い位置に入ってる。しかも点滴の速度調節の機械の操作に手間取りまくり。そして針の刺さってるところを動かしたので激痛が～。あとで若い助産婦さんに柔らかい針を入れてもらって無事点滴ができた。この針だとちょっとお金がかかるらしいけど死活問題だな。点滴は12時間おき…気が重い。
陣痛の測定では4分おきに子宮収縮が出てた。お腹は前より痛いのに収縮の度合いは低くなってるなあ？助産婦さんによれば明け方になればお腹が痛くなるかもしれないとのこと。破水してるから内診はしないって。波形から見てまだ差し迫ってないってわけだね。部屋を出る時に内田先生が通りかかって、赤ちゃんは元気ですよーと声をかけていった。
腕が痛くて泣き疲れたのと、お腹が痛くなってきたせいもあって、めちゃめちゃグロッキーだ。
お昼 [分娩入院]
ひとしきりBLOGとメールをやってたらお昼に。キノコスパ、キャベツのコンソメ、牛シャブサラダ、リンゴとサツマイモのオーブン焼き、バナナババロワ、の5品です。デザート2品ってのが嬉しいなあ。朝はキンピラ、マロニー、冷奴、海苔がオカズで味気なかったし。
・・・なんで入院してんのかよく分かんないな。お腹痛くないし。家で料理したいぜ。
入院2日目 [分娩入院]
朝は6時半くらいに起きた。夜中より陣痛が治まってしまった気がする。
6時間おきに分娩監視装置をつけるので次は朝7時。病院の玄関が開いて旦那が帰れるのも7時なのでそれまで今日のスケジュールの打ち合わせ。きっと今夜までは産まれないだろうから、旦那は病院が閉まる8時までに病院に来れれば良さそう。それまでは診察の度に経過報告をライトメールで送信する。分娩室に入る前に電話連絡。あと、私が電話連絡できない時のために旦那の連絡先を書き出しておく(覚えてないので）、ということで。
7時にナースステーションから呼び出されて分娩室へ。でも今日は出産が多いらしく長いこと待たされる。となりの部屋からは「ふー、ふー」という声の後に赤ん坊の鳴き声が聞こえてくる。やっと8時前に助産婦さんが来たと思ったら、先に朝食ってことになった。内診結果を聞いてから帰ろうとしていた旦那はここで帰った。出産とはひたすら待たされるものなのね・・・。
8時から分娩監視装置をつけて9時に終了。今度は5分おきに子宮収縮していた。胎動は激しい。
そのあと岩瀬先生の内診。子宮口は1cm。これだと今日の夕方より前に生まれることはなさそう。破水しているので、感染症を防ぐために18時間後からは抗生剤の点滴をする。抗生剤は胎児への副作用はほとんどなく、出生後の感染症を防ぐうえでもメリットが大きいとのこと。熱が出たり、血液検査で感染兆候があれば、もっと早くから点滴が始まる。ってことで早速採血する。
教科書的には破水してから2日以内に出産が望ましいみたい。今は陣痛があるので1日は様子を見て、それでも産まれそうになかったら陣痛促進剤を使う。今はどの部分で破水しているのか分からないけど、場合によっては破水しても3，4日大丈夫な人もいるそうだ。
今陣痛は生理痛より軽いくらいだけど、もっと痛がる人もいるらしい。このままあんまり痛くなく済むといいんだけど。
先生の説明を聞いてるのに看護婦さんも指示を出してくるので頭使う。でもおむつパッドを替えくれたのは嬉しい。
もうすぐこの冗談のような腹ともお別れ。歯磨きもつわりを気にせずできるようになるのね～。
破水！！ [分娩入院]
昨日、祭日の月曜日（7月17日）に破水して入院。今、陣痛も弱くて暇なのでblogをアップしておく。
夜10時半ごろ、寝室でテレビを付けたままウトウトしていたら、ジュワっという感覚が。慌ててトイレに行ったら水っぽいのが少しでてた。色は分からないけど、量が全然ないのでおしるしかな？それにしてはさらっとしている？で、下着とスエットを替えたら、とたんに水がどわっと出てきた。こりゃ破水だー。もう一度服を替える羽目に。病院ではネグリジェは支給されるけど、中に履くものが無くなってしまった。
病院に電話をかけたら案の定、入院の用意をしてくるようにとのこと。用意はほとんどしてあったので残りを放り込んで旦那と病院へ向かった。ちょっとどきどきかも。金曜の検診でも予兆は無かったし、おしるしも無かったけど、やっぱり予定日ってすごいねという話をしながら雨の中をドライブ。途中肝心の母子手帳が入ってないのに気づいて引き返したので着いたのは11時半になってしまった。
中に入ったら説明もなく分娩室へ。まず診察着と産褥ショーツに着替えて、オムツ用っぽい大きなパッドと、その上にお産用ナプキンをする。あまりにも説明がないのでスケジュールを聞いてみたら、内診と1時間のノンストレステストをしたあと、陣痛回復室でお産を待つそうだ。破水してるから出産まで帰らないことになる。抗生剤とか陣痛促進剤のことも早口で説明をうける。
用意ができてナースコールしたら助産婦さんが登場。内診しようとした途端に水がどわっと出てきたので、確認するまでもなく破水ということになった。ネットでは試験紙とかで確認すると見かけたけど、今回は無し。内診の結果はまだ子供も下がってきてないし、子宮口も小指が入るくらいしか開いてない。体温は36．1℃。次にNSTと同じく分娩監視装置をつけてから、旦那が中に呼ばれた。明日もあるのにお疲れ様です。
これまでのNSTでは子宮収縮はぜんぜん見られなかったのに、今回は3分おきに大きな山型の波形が出た。山が出るのと同時になんとなくお腹も痛くなる。これが陣痛なのね～。1時間は長くて二人してウトウトしていたら、入ってきた助産婦さんに笑われてしまった。 胎児も元気で心配ないので陣痛回復室へ行く。味気ないベッドがあるのかと想像してたけど、3階の病室と同じ可愛い部屋だった。考えてみれば陣痛って長いから、このくらいじゃないと居られないか。早速ビデオ撮影してみる。
これからどうなるか分からなくて心細いので旦那にも泊まってもらった。本来は手続きが必要だけど、12時も過ぎてるので大目にみてもらってそのままソファーベッドで寝てもらう。私の方は、オムツがガバガバしていて気持ち悪いのと漏れないか心配で寝付けない。ベッドの腰部分にはシーツ汚れ防止の緑の分厚いシートがかかっていて、膝丈の病院着は余計に捲れるし寝心地悪い。強い陣痛も時々出てきた。なぜか毎時40分になるとすごく痛くなって、次に45分、50分の繰り返し。それでも3時間くらい寝たかな。
心残りはちょうど友人に野菜をもらったうえに買い物をした後で、冷蔵庫がいっぱいになってること。これで今日は料理のストックをしておくつもりだった。昨日の夕方の間に作っておけばちょうど良かったのになあ。
